緊急事態宣言 コロナウイルス危機を乗り越えよう! ステイホーム外出自粛要請だからこそ、在宅勤務・在宅ワークを快適に。シンプルインテリア専門のインテリアデザイナーが教える、すっきり心地よいSOHO自宅オフィスの作り方
全国で外出自粛要請が4月からスタートしておよそ1ヶ月。
Simple&Styleでも3月末からスタッフ共々
在宅勤務をスタートしています。
多くの方が在宅ワークを余儀なくされ、
店舗などの業種の方は休業要請で自宅での待機が
続いている大変な状況です。
みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?
これまでの生活では、
仕事は通勤して ”会社” でするのが当たり前でした。
買い物は ”お店” で買うのが当たり前でした。
授業や習い事は 学校” に通うのが当たり前でした。
しかし、世界中に蔓延したコロナウイルスの影響で、
私達の暮らしや生活スタイルが収束までの期間であれ、
根本から変わろうとしています。
仕事は ”お家” でするもの
授業や習い事は ”お家” で受けるもの
買い物は ”ネット” で買うもの
外食は ”配達” や ”テイクアウト” するもの
晩酌は 会社の仲間で楽しむのではなく ”家族” で楽しむもの
親戚や友人、恋人は ”ネット” で会うもの
社会生活の根幹そのものが ”家族” との暮らしであり、
活動する場所は ”自宅” ・ ”住まい” であり、
人とのつながりはネットを通じたものに変化しつつあります。
変化したのはそれだけではありません。
これまで家族との時間を作れなかった人にとっては
家族との大切な時間が作れるようになりました。
しかしその反面、
家族それぞれが一人になれる時間を持つことが
出来なくなってしまいました。
旦那さんも、子どもとも、24時間いつも一緒。
何ヶ月もの間一時も離れず一緒に過ごさなくてはなりません。
しかも気分転換で一人になろうと気軽に外出も出来ない。
これはある意味自宅での軟禁状態です。
一人になれずずっと家に引きこもり、
24時間家族で生活するなんてことは前例がありません。
たとえ家族間のパートナーシップが良好な家庭だとしても
イライラしたりストレスを感じていることと思います。
このストレス過多になりがちな状況を、
”しょうがない” と諦める分けにはいきません。
どうやって家族それぞれが快適に、
お家での生活を心地よく過ごしていくか。
今まで以上にお家での暮らしが大切になる状況。
これを工夫をして乗り越えなくてはいけません。
今まで会社で働いてきた人は、
自宅で働く必要が出てきました。
自宅で仕事をすることが初めての経験の方には
戸惑いもあるかと思います。
私は会社員を辞め(←実際はクビになりましたけど)
独立してからの十数年間は、
オフィスを借りることなく、
自宅をオフィスとして活用してきましたので、
在宅勤務(SOHO)スタイルは慣れたものです。
シンプルで心地良い空間を作る仕事を生業とする私にとっては、
住まいを心地よくインテリアコーディネートすることは
呼吸をするかのように自然なことです。
お家をホテルのラウンジやカフェのような
スッキリ心地良い空間にすることは
まさしくライフワークです。
下は参考ですが、在宅ワークをされている奥さまがいらっしゃる
3人家族様のインテリアコーディネート実例です。
Before
After
Before
Before
After
床に上貼りフローリングを敷き詰めたり、
電気工事の必要な照明器具などの工事は行っていますが、
大掛かりなリフォームのような工事は行っていません。
インテリアの力とちょっとした心がけで
あなたのお部屋も心地良く生まれ変わることができます。
これから数回に分けて、
在宅勤務の為の仕事場所をどうやって確保しつつも、
どうしたら家族全員が我が家での時間を快適に過ごせるような
空間にすることが出来るのか?
スッキリで快適なシンプルインテリアテクニックを
ステップに分けて簡単に紹介していきたいと思います。
このインテリア手法は
実際にSimple&Styleのインテリアコーディネートで実践している
基本となるテクニックです。
時短レシピのような誰でも簡単に素早く出来るような
インテリアテクニックではありませんが、
この手法を丁寧に実践すれば
この先のあなたのライフスタイルは
より軽やかに心地よく変化します。
これまで私が実践してきた、
”シンプルで心地よいお部屋づくり”
”自宅で仕事をする”
お家で過ごす新しいライフスタイルを
より快適に、よりスタイリッシュにするテクニックが
少しでも誰かに役立つのであれば幸いです。
株式会社URBAN NEUTRAL 代表
Simple&Styleデザイナー
NEUTRAL DESIGNデザイナー
宮﨑 隆史