□東大阪市 新築注文戸建住宅 O様邸 ローコスト住宅で実現するブラック&ホワイトのシンプルモダンモノトーンハウス実例
2017年にSimple&Styleで
ご自宅をリフォームさせていただいたOさま。

この度、ご自宅を売却し、
ローコスト住宅メーカーで新築一戸建てを
計画されることとなり、
再びSimple&Styleに
お声がけいただきました。
少し話は脱線しますが、
ここで注文住宅の現状について
お話しさせていただきます。
ある程度こだわりを持って
家を建てるということは、
思っている以上に大変なことです。
間取りから何から
自由に決められるということは、
裏を返せば全てを自分で
決めなければならないということ。
最初は間取りをどうするか?
その先には、
人生で一番高い買い物となる家づくりで、
失敗したくないという
プレッシャーが重くのしかかります。
間取りが決まったとしても、
床や壁、天井の仕上げ材の
選定が待っています。
例えば壁紙を選ぶのか?
それとも漆喰仕上げにするか?
その壁にアクセントでタイルを貼るのか、
機能性を考えてエコカラットにするか、
それにどんなデザインや色を選ぶか、、、
壁一つとっても、
選択肢は山ほどあります。
そして、外壁、屋根、窓、階段、ドア、照明、
キッチンや水回りの設備、コンセントの位置など、
考えなければならないことが
次々と出てきます。
照明器具の配置や、
間取りに合った収納、
家の中の動線、
すべての細かい部分を決めていく中で、
自由という言葉の裏には、
無限の選択肢と
プレッシャーが潜んでいます。
結局、選ぶことはできるけれど、
予算内で理想を形にするために
何を優先し、
何を諦めるかを
考えなければならない。
自由設計の家づくりは、
時に「自由=究極の不自由」だと
感じることもあるかもしれません。
こういったことを
経験したことがある方には
「ほんまそれ!」と
共感していただけるかもしれませんが、
初めて家を建てる方にとっては、
そのプレッシャーは
相当なものだと思います。
そのため、
最近では選択肢を絞った
パッケージ型のマンションが増えており、
自由設計の負担を減らすための
選択肢が提供されています。
家づくりは
「3回建てないと分からない」
という言葉もある通り、
経験が重要だというのは
決して間違いではありません。
自由設計の現実、
皆さんはどう感じましたか?
ワクワクしましたか?
話が少し脱線しましたが、
ここで改めてお話ししたいのは、
今回お声がけいただいたO様の家づくりです。
サンワカンパニー(現ミラタップ)の
ホームページに掲載されていた
Simple&Styleのリフォーム実例に
ご興味をお持ちいただき、
お声がけいただいたことが、
お付き合いのきっかけでした。
Simple&Styleに
お声がけをいただいたからには、
「じゃあ、キッチンだけを交換しましょう」
なんて話にはなりません(笑)
この住まいがどうなったら、
そこに住む人がワクワクするのか?
限られた予算の中で何ができるのか?
リフォーム工事とインテリアコーディネート、
どんなバランスでどうすることが、
投入したコスト以上の
快適でワクワクする住まいに変わるのか?
そんなことを真っ先に考えるのが
Simple&Styleの魅力だと考えています。
間取り変更を行わない
簡易リフォームでも、
最大限の効果を引き出します。
そんなSimple&Styleの
トータルインテリアコーディネートを
2017年に実際に体感していただいたO様。
今回、ローコスト住宅メーカーが
最初に持参した完成イメージに、
特に特徴がなく至って普通のもので、
それを見たときに
「ショックを受けてしまった」
とおっしゃっていました。
そこで改めて
Simple&Styleにお声がけいただき、
新築の注文住宅の間取り計画から、
外装、窓の選定、内装材の選定、
照明計画、インテリアのセレクト、
造作収納家具に至るまで、
トータルで新居をプロデュース
させていただくこととなったわけです。
(前置きが長くなりましたが!)
最初に提示された住宅のモデルプランは、
いわゆる「ザ・ローコスト住宅」。
ハウスメーカーからいただいた
3Dパースはすでに廃棄してしまいましたが、
一般的なローコスト住宅のイメージ写真がこちらです。

このお住まいもシンプルだし
十分おしゃれだと
受け取れることもできるのですが、
やっぱり住まう人がイメージする
ワクワクするような
お家に住みたいですよね。
そこで、まず最初に
Oさまには
心動かされる住宅の実例写真を
たくさん集めていただき、
その写真を拝見した上で、
以下のような質問を重ねました。
• どんなポイントに心惹かれるのか?
• 全体的な空気感が重要なのか?
• 具体的な設備に魅力を感じるのか?
• それとも具体的なインテリアに心惹かれるのか?
写真に共通する要素を全て抽出し、
Oさまの理想の住まいにおける
大切な要素を棚卸しさせていただきました。
Simple&Styleが導き出した
Oさまの理想の住まいの要素は
以下の通りです。
• 外観は黒に近いダークグレー
• 典型的なサイディング材ではなく、磁器タイルや大理石のような印象
• 室内はホワイト&ブラック、もしくはグレーのモノトーンカラー
• シンプルモダンなインテリアと空間
• 前回のリフォームでご提案したようなホテルライクな照明計画
さらに、Oさまから
追加でいただいたご要望が以下の3つです。
• 極力窓を小さくし、防犯性を高めたい
• 愛犬(小型犬)の脚に負担をかけないよう、
リビングは安っぽくないクッションフロアにしたい
• 洗面室にはガス乾燥機の「乾太くん」を置き、
AQUAのドラム式洗濯機を設置したい
このヒアリングと棚卸しを元に、
まずは該当する設備類や
内外装メーカーを選定し、
ローコストビルダーに確認した上で、
オプションとして選択できるかどうかを
チェックしました。
その後、
ショールームに同行する計画を立て、
実際にショールームに足を運びながら、
理想を現実化していく作業を進めていきました。
最後に、Simple&Styleの設計仕様書を作成し、
ハウスメーカーとの打ち合わせにも同席。
二人三脚で住まいづくりをサポートし、
ようやく完成したお住まいがこちらになります。

今回外壁に採用したのは、
ハウスメーカー標準仕様のものではなく、
施主様が別日程で訪れた
外壁サイディングメーカーのショールームで出会った、
サイディングらしからぬサイディングです。
施主様が希望されていた
大判の石タイルのような外観にぴったりの
素材が見つかりました。
やっぱり、
家づくりやインテリアづくりって、
カタログで商品を決めるのではなく、
実際にサンプルを取り寄せたり、
ショールームで実物を確認するのが
成功のポイントなんですよね。
足を使って情報を集めることで、
今回のように思いがけず
大本命のアイテムに出会うことも
十分にあり得ます。
住まいの外装については、
ハウスメーカーオプション対応で
見事にこの外壁を実現しました。
そして、
外観やインテリアの中で
とても重要なのが「窓」の選定です。
おそらく、
住まいの雰囲気を作る最も大切な要素が
「窓」だと、Simple&Styleは考えています。
Oさまのご要望に合わせて、
「防犯上、大きな窓は避けたい」
「窓は少ない方が良い」
とのことでしたが、
それでもやっぱり、
日中は電気をつけなくても良い、
明るい家にしたいという思いもありました。
そこで、デザイン性も保ちつつ
防犯性と採光性を考慮して、
導き出したのが「縦滑り窓」です。
縦滑り窓は幅が狭いにもかかわらず、
採光性能が高く、
イメージ以上にお部屋が明るくなる
というメリットがあります。
また、西側面にも縦型、
横型の滑り出し窓を積極的に採用し、
昼間の採光性と防犯性を高めつつ、
何よりデザイン性を犠牲にしないよう
心がけました。

内観に入ると、
住まいの顔でもある玄関は、
外観のダークグレーカラーとは一転して、
ホワイトを基調にした空間でまとめました。
外観とのつながりも大切にしながら、
アクセントとして
ブラックカラーを細部に取り入れることで、
全体に調和を持たせつつ
引き締まった印象に仕上げています。

玄関へのアプローチや、
玄関の床タイルは、
住まいの顔とも言える
大切なポイントです。
しかし、
残念ながらハウスメーカーの
選択肢には、
色味や模様で
心からおすすめできる
タイルがなかったため、
Simple&Styleにて
厳選したタイルをセレクトし、
ハウスメーカーオプションとして
施工していただきました。
もちろん、
こちらも差額対応で、
ハウスメーカーのオプションとして
施工を進めていただきました。
さらに、
玄関正面の天然石の壁面タイルも、
Simple&Styleのおすすめアイテムとして
選ばせていただきました。

間接照明と相まって、
立体的な表情が一層高まり、
玄関に華を添えています。
一方で、
シューズクローゼットや床、
階段手すりなど、

お金をかけなくても
おしゃれさが犠牲にならない
設備や内装仕上げ材は、
すべてハウスメーカーの
標準品の中から
セレクトさせていただきました。
その代わりに、
Simple&Styleこだわりの照明には
しっかり予算を割いていただきました。
照明だけは、
真っ先に予算をかけてほしい
ポイントです。
照明は、
Simple&Styleの一番の
こだわりポイントでもあります。
すべて
標準仕様での照明予算との
差額対応で対応していただきました。
家族が集い
食事や会話を楽しむLDK。

グレーのアクセント壁には、
Simple&Styleセレクトの
エコカラットを使用しました。
床は、小型犬の愛犬たちのために、
安っぽく見えない大理石調の
クッションフロアをセレクト。
安っぽく見えない
クッションフロアは意外と少ないので、
選ぶ際には注意が必要なポイントです。
通常、標準のフローリングに比べると
ダウングレードになるのですが、
ローコスト住宅メーカーにとっては
仕様変更そのものがコスト増になるため、
こちらは増額対応で
ハウスメーカーオプションとして
施工していただきました。
LDKの入り口にあるガラスドアや、
破れにくく汚れがつきにくい
機能性壁紙クロス、
天井照明もすべて
Simple&Styleにてセレクトしました。

こちらも設計仕様書に組み込み、
全てハウスメーカーオプションとして
差額対応していただきました。
壁掛けTVの下の収納家具は
Simple&Styleオリジナルのケージ収納。

小型犬用の市販のケージが2台と、
ワンチャンのグッズ類が
スッキリと収納できます。
サイドボードは
雑多な印象を避けたい
リビングに欠かせないアイテムです。
今回のオーダー制作のサイドボードは、
お住まいの完成引き渡し後に、
Simple&Styleにて
取り付けさせていただきました。
リビングソファーと
リビングテーブルは海外から取り寄せたもの。

納期には時間がかかりましたが、
張り生地を選べて、
おしゃれなデザインながら
税別30万円台のコーナーソファーは、
今のご時世ではなかなか見つからないものです。
比較的リーズナブルな価格帯で、
リビングを素敵にアレンジできました。

ダイニングテーブルは、
最近Simple&Styleでも
お気に入りの円形ラウンドテーブル。
ホワイトの大理石調のセラミック天板は、
傷の心配もなく、
長く使用する上でも安心です。
こちらは通販で調達したため、
主要メーカーの
セラミック天板のテーブルに比べて
1/3〜1/4のコストダウンができました。
バランスよく
ホワイトの家具をミックスすることで、
空間の印象が重くなりすぎないよう
心がけています。

比較的自由に
ダイニングテーブルを移動することも想定し、
コストダウンも兼ねて、
ダイニングの照明は
レール+スポットライトを基本に
アレンジしています。
Simple&Styleでは、
ペンダントライトは機能的な照明というより、
ダイニングの雰囲気作りのアイテムとして
活用しています。

そして、
リビングダイニングからアプローチする
洗面と浴室。
廊下を極力作らず、
限られたスペースを有効利用するための
工夫です。
設備はハウスメーカーの
標準グレード品の中からセレクトしつつ、
一方で照明にはこだわり、
ワンランク上の雰囲気を作りました。

乾太くんを置くための棚は、
事前にハウスメーカーと
打ち合わせをして
造作で作ってもらったものです。
最後は施主様が最も力を注がれた、
女性の聖域でもある「キッチン」です。

吊り戸棚や
背の高いキッチン収納は設けず、
キッチン背後のドア内には、
パントリーとしても
衣類収納としても使用できる
クローゼットを設け、
シンプルでスッキリとした
キッチンに仕上げました。

キッチンカウンターの上には、
Simple&Styleで取り付けた
ガラスのペンダントライトが
アクセントになっています。
以上が、
ローコスト住宅における
Simple&Styleプロデュースの
実例のご紹介です。
サービスのメニューには、
明確な価格や詳細情報を
新築住宅のプロデュースとしては掲載しておりませんが、
基本的な料金は以下の通りです。
• 設計基本価格は50万円。
この金額にはインテリアセレクトや、
造作家具の設計・デザイン費用も含まれています。
• 別途、ハウスメーカーとの打ち合わせ同席は
1日4万円(リモートの場合は3万円)。
• ショールーム同行は1日あたり4万円となります。
インテリアセレクトを含む
実際のデザイン費用のトータルは、
80万円〜100万円程度となります。
ローコスト住宅でも、
デザイナーズ住宅のような
仕上がりを目指す方は、
ぜひSimple&Styleへご相談ください。
※新築住宅のプロデュースは全国対応可能です
お打ち合わせはZOOM雨あFace Timeを使って行います