□大阪府高槻市 イギリスのロンドンバスとフランス国旗をデザイン的に共存させる?! 認定こども園 日吉台幼稚園 デザイン監修

高槻市の認定こども園の新築工事
Simple&Styleでは、
内外装のコンセプトデザイン、
仕上げ材選定、照明計画、インテリアデザイン、
備品家具インテリアのセレクトなど、
トータルでのデザイン監修を
担当させていただきました。
サッカー教育にも
力を入れられている法人様からのご要望は、
「ロンドンバス」と「フランス国旗」。
隣接する小学校側に
ロンドンバスを見せてあげたい
というご要望と、
フランスサッカーチームの
大ファンであり、
フランスの空気感も取り入れたい
というご要望をいただきました。
設計事務所やゼネコン、
施主様との調整を行いつつ、
施主様のご意向を
Simple&Style流に
アレンジさせていただいたのが
今回の幼稚園です。
エントランスアプローチには、
ロンドンバスが登場します。
【外観アプローチ】

裏手の小学校側からのアプローチでは、
赤と青でロンドンバスを描き、
フランス国旗をさりげなく表現しました。
【外観 隣地側から】

ロンドンバスで
フランス国旗を表現しているとは、
流石に気付きにくいかもしれませんね(笑)。
“そのさりげなさで良いよ”
と施主様からは
ご了承をいただきました。
【外観 隣地側から】

ロンドンバスが描かれた反対側は、
建物のメイン正面部分です。
ツートンベージュに
ホワイトのモールディングを
塗装で塗り分け、
表現してみました。
ダークブラウンの階段や
ブラケットライトで、
甘い印象を少しだけ引き締めています。
【外観エントランス】



屋内のインテリアも外観と同様に、
施設全体のコンセプトを踏襲しつつ、
子どもたちが楽しめる要素を加えた
デザインが施しました。
【エントランス】



【園児室】



天井は施主様のコンセプトでもあり
こだわりの青空模様のクロス。
各メーカーのサンプルを取り寄せ
一番自然な色味のものを
チョイスさせていただきました。
また、各部屋は色味を統一し、
視覚的に落ち着きと
楽しい雰囲気を作り上げるよう心がけました。
フランス国旗の色合いを取り入れた
収納家具などで、テーマが強調されています。

園児用トイレの空間も、
フランス国旗のコンセプトを
反映させたデザインに仕上げています。
トイレの扉は、
フランス国旗の青、白、赤を使って、
シンプルながらもさりげなく
テーマを表現しています。
この色使いによって、
子どもたちがトイレに行く際に、
少しでも楽しい気分になるよう
意識しました。
また、トイレ自体は清潔感を重視し、
明るく清潔な雰囲気を保つために
白とベージュを基調に。
床材には滑りにくい素材を選び、
衛生面にも配慮しました。
壁面には簡単に
拭き取れる素材を使用し、
長期間にわたって清潔感を
保つことができるようにしています。
【園児用トイレ】





【2F 園児用トイレ】

もちろんスタッフ用のオフィスやトイレも、
Simple&Styleのコンセプトである
「働く環境こそ快適に」
という理念を反映し、
スタッフが日常的に利用する空間こそ、
快適でリフレッシュできる場所に仕上げました。
【スタッフ様、保護者様用トイレ】


【スタッフオフィス】



急な体調変化に対応する保健室は、
リラックスできる空間であることが重要。
体調が悪い時こそ、
心身ともに安らげる環境を提供するために、
ホワイトとベージュを基調とした
優しい色合いの空間を作り上げました。
照明には、
電球色のライトを使用し、
照度を落とすことで、
温かみと落ち着きを感じられるように
調整しました。
この照明の柔らかな光が、
安心感を与え、
リラックスして休める空間を作り出しています。
健康面だけでなく、
精神面にも配慮した空間作りで、
園児が安心して利用できる
保健室となっています。
【保健室】


【相談室】


2Fには園児たちの発表会などが行われる
遊戯室が配置されています。
共有スペースとは
色のトーンを変化させ、
トープ色を基調に
シックな印象でまとめています。
この空間は
特別なイベントが行われる場所として、
他のスペースとは異なる
雰囲気を持たせるように工夫しました。
【2F遊戯室】


【2F 一時預かり室】

【2F廊下】


今回は旧幼稚園の反対側にある
空き地にて新築計画を行いました。
そのため、
旧園舎は今後順次解体され、
空き地は2025年1月には
園庭として生まれ変わる予定です。

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